LOVE GAME~初恋・監禁編~
その、無邪気な笑顔に、睨みつけることも、何もできないでいる私。
吉斗は、困ったような顔をして、静かに彼女の手を話した。
そんなやり取りが行われている間も、鳥取雄大は、
「な!?ええやろ!?」
と、アテンにルール追加を申し出ている。
そ、そんな~!?
「こんな生易しいのが、LOVEGAMEか?こんなん違うやろ!?ペア交換っちゅうルールがあっても、ええはずやろ!?」
なおも食い下がらない鳥取雄大に、アテンは、
「では、ペア交換と言うルールは、後日、また考えましょう。」
その言葉とともに、モニター画面がプツリと消えた。