LOVE GAME~初恋・監禁編~
すると、彼は、静かにその場から去って行った。
怒っているような表情だったけど・・・大丈夫よね?
私が、彼の行方を見つめていると、急に後ろから、
「美月さん!!すごいです!!」
と、興奮した様子の瀬奈が駆けてきた。
そして、近くにあった椅子に腰をかけた瀬奈は、
落ち着いた様子なのだけれども、
少し顔を赤らめて、
「私・・・ずっと、美月さんに憧れてたんです・・・。」