LOVE GAME~初恋・監禁編~






今思えば、俺は、あのパーティーの時から、

彼女・・・美月に惹かれていたのかもしれない。



そして・・・何を話せばいいのか分からなくなった俺は、

とりあえず自分の名前を彼女に言う。





「・・・そういえば、名前、言ってなかったな?俺、袴田吉斗。」





「私は、椎名美月。」





彼女は、さっきとは打って変わって、冷静に、俺を見下しているような目つきだ。





椎名美月・・・名前の通り、美しい容姿。




でも、その心の中は、どうなっているのか・・・。





知りたい。






< 70 / 354 >

この作品をシェア

pagetop