初恋
愁はスウェットのポケットから携帯を取り出し、誰かに電話をかけた。



「爺?愁だよ、クリスマスのケーキを頼む。とっておきのやつね!お料理も…」



『爺』
この前言ってた人かな?

お世話係って言ってたけど…、本当にお世話係っぽい。



「じゃあそういう事で宜しく。あ、爺!その時は素敵なガールフレンドを紹介するよ。」



私は会話を聞いてドキっとし、愁を見たら目があった。

もしかして…私の事?
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