初恋
ほとんど生活は病院と言う事で部屋は個室、自分の部屋の様に布団はピンク、壁にも暗くないようにポスターや絵を貼らせてもらった。

この日当たりの良い小さな個室が私の家みたいな物だった。


そして人と接する事が苦手な私。
学校にも行けないからコミュニケーションが私にとってはとても難しい事だったんだ。

毎日同じ事の繰り返し、そんな生活に飽きていた。



愁と出会うまでは…。
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