シークレット・ワード




「いえ…結構です。」



「そう?」


そう言って笑いを堪えてる夏樹がムカつく




「てか、腹減ったから早く中庭行こうぜ。」



「うん、私もお腹減った。」





そんなことよりこのブラックコーヒーどうしよう




こんな苦いの死んでも飲めないよー。




「はい、奈緒。」


「え?くれんの?」



「うん、だってお前ブラック飲めないじゃん。」



「知っててやったくせに!」


「だから?!」


「夏樹のバカ!!」



「お前より頭いいけど?」





ぬぅぅぅぅぅ〜




口喧嘩で夏樹には勝てない


いつか絶対仕返ししてやる



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