ぼくはペロ






ある日僕の産んだ赤ちゃんは

大きくなって動くようになった



もう僕から栄養を補給しなくても

いいから体がだいぶ楽になった



だけど

太郎君は僕じゃなくて赤ちゃんと一緒にいた


僕なんかほっといて赤ちゃんと…




僕は太郎君に嫌われたのかな





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