ぼくはペロ




僕は生まれてすぐに捨てられ

生まれてすぐに拾われた



拾ってくれたご主人様は太郎君




僕は太郎君のことが嫌いだった

だって僕に近づいて見てくるのに

僕が近づくと恐がるから


僕は恐くないよ




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