アタシのカレシはだ~れだ?
第二章 あれは突然に・・・



その日の放課後来週からテストが始まるから今日の授業で習ったことを真ちゃんに教えてもらっていた。



「だ~か~ら~そこはこの式を使って計算するんだってば~」



「そうだったそうだった」



「もう間違えんなよ。おれがここまでして教えてやったんだから」



「わかったよ。ありがとう真ちゃん」



(真ちゃんっていうのは、幼なじみです。)



「もうそろそろ帰るか!」



「うん。あっ真ちゃん夕日見て~めっちゃキレ~」



「ん。きれいだな。」



「あっそうだ!!真ちゃん先に帰ってて。」



「なんで?」



「図書室によりたいんだ。」



「OK帰るとき気をつけろよ」



真ちゃんが教室を出て行った。






「ふぅ~勉強疲れた~」







図書室いこ。





図書室って落ち着くんだよねぇ。



教室を出ようとしたその時


どんっ



頭の上から鈍い音が聞こえた。



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