アタシのカレシはだ~れだ?
「うっ…あみ~」
「よしよし」
亜美はあたしが泣きやむまでずっと傍にいてくれた。
「ふーん」
「で、そいつの特徴って何?」
「えっと、黒髪に赤いメッシュがはいってた。」
「ふーん。それって同じ学年?」
「うん。たぶんそう。」
「目元とか誰に似てた?」
「夏目先生…とか?。」
「やっぱり。」
頭の上にはてなを浮かべてると
「夏目理来(ナツメリク)」
「あやめの愛しい人の弟。」
「え?ぇぇ・・・・・えええぇーーーーーーーー!!!」
「そんなに驚かないでよ。」
「ごめん」
「理来君のこと知らなかった?」
「うん」
「もっとショックになった。」