あいらぶゆー







「あっ!」




高橋が急にドアのほうを見て声をあげる



顔がにやけて気持ち悪い






「あ…、…っ邪魔しちゃったかな」





おっとりとしたワントーン高めの甘い声が聞こえた





もしかして……っ







「なわけないでしょ~!!っつーか海ちゃんがいないと始まらないし!!きてくれてありがとうなんだよ!あっ!現在進行形で海ちゃんの話してたからこない?!!!」







自分の言いたいことを一気に吐き出した高橋




ふざけんなよと心で思いながらドアの前の女の子……鈴麻をみる






「…いや…っでも」






< 60 / 138 >

この作品をシェア

pagetop