不良のたまり場
目が覚めると
童顔の女子高生がいた。
俺を見てニヤニヤ笑っている。
「こっちのほうが
似合ってんよ」
ケンカに敗れ
俺は教師の目を避けるべく
空き教室の準備室へと入った。
そこで俺は休んでいたら
いつの間にか眠っていたらしい。
見知らぬ女子が見つめるのは
俺の髪の毛。
触ってみるとトレードマーク
だったリーゼントがなくなり
短髪になっている。
そして肩まで水浸しに
なっているのはなぜだ。