ただ、飛べてしまっただけ。
いつも圭太と来てるけど
一人で来ると何もなくてつまんない場所だな…
でも、どうしてだろう。
すごい落ち着くんだ。
何もないこんな場所にも
いろんな思い出があるからかな。
「ここにも近いうち来れなくなんだな」
オレンジ色の夕日を見て
また考えてしまうんだ。
デルデが迎えに来ることを…
死ぬことを…
また一人、考える。
考えても何もかわらないことなんか自分が一番わかっているのに…