チューして☆ダーリン
その日の夜。
いつものように、先生ん家のソファーに座ってくつろいでいる(フリ)。
心の中は、いつキスしてやろうかと企んでいた。
うわ〜ドキドキしすぎてヤバイから!
だいたい、自分からキスなんてしたことないもんっ
「海、なんか飲む?」
そう言って、振り返ろうとする先生。
今?!しかなくない?
不意討ちだあああー
エーイ!!!
ゴンっ!
「ふっ、」
キスしたつもりだったのに、唇じゃなくて頬っぺたにくっついたあたしの唇。
しかも、勢いよく突っ込んだためか唇当たったとけろの頬は少し赤くて。
あー…失敗。
「………」
うつ向いたまま、チラリと先生を様子見る。
やはり、先生はあたしをじっとみて怒っていた。
うう………
「ごめんなさい」
「許さね」
「…う」