-aitai-
総悟-side-
「ふぁあ〜。」
俺はあくびをしながら、屋上の扉を開けた。
扉を開けると、青空が広がっていてとても気持ちいい。
かったり。
職員室なんていってられっかよ。
だいたいあの先生、人使いあらいし。
いまごろ桃子1人でなんか運ばされてんだろ。
あんなんサボればいいのに。
あいつバカだからな。
チビのくせに一生懸命、物運んでるあいつを想像したら。
なんか、おもしろかった。
どうせヒマだし。
バカなチビでも笑いに行くか。
そう思って、俺はまた職員室のほうへと戻っていった。
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