-aitai-



「うに゙ゃっ!」


バサーッ!!!




気づくと目の前には、散らばった教材たち。



あたしは‥‥‥落ちてない?


でも、首もとが苦しい。



まるで、誰かに引っ張られてるような‥‥‥。




「女子のくせに、『うに゙ゃ』ってなんだよ。(笑)」



そう声が聞こえた後、さらにぐいっと引っ張られて平面っぽいとこに立たされた。



「そっ総悟!」


そこには、あきれた顔でくずれたあたしの襟をなおす総悟がいた。



「ったく。バカなチビを笑いにきたのに、何してんだお前。」


「いや、あの教材が多くて‥‥ってゆうか。総悟がサボるから悪いんでしょ!!」


「あ〜?」


「総悟のぶんもあたしが持って行くことになったんだから!」


「まぁ、いいんじゃん?こうして、どんくせぇお前助けてやったし。一件落着っつーことで。」


「一件落着じゃない〜。」



反省の様子全くゼロ。

こいつの頭かち割りたい‥‥。



「まぁ‥‥‥ぁりがと。」




「んぁ?」




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