-aitai-
「でも、こんな話真面目に聞いてくれんの美帆ぐらいだよ。」
あたしは道に落ちてた小石を蹴りながら言った。
「何?急にどした?(笑)」
「なんかね、この前総悟にも今とおんなじこと言ったらね。『お前もう1回小学校行ってこい。そして、国語の表現技法習ってこい。』ってバカにされたんだよ?しかもどや顔で。」
「ぷ。まぁ‥‥それは総悟くんの考えにも一律あるわね。」
「えー。絶対ないよ!だいたい小学校行った方いいのは、あいつだっての。もう1度、人への思いやりを学んだ方がいい。」
かなり本気でそう思う。
あの腹黒さは、いつまでたってもなおらない気がするし。
「あんたたちなんだかんだで、仲いいよね。」
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