-aitai-
総悟-side-
「んっ‥‥‥‥。」
朝か。
カーテンの隙間から太陽の光が差し込んでいた。
‥‥‥てゆうか。
「‥‥だるっ。」
なんか身体中だるくて
少し頭痛もした。
今日も学校なのに。
風邪か?
俺は部屋から出てリビングへむかった。
ソファに座って朝ご飯を食べている姉がいた。
「姉貴、体温計とって。」
「なに?あんた風邪?」
朝食の食パンを頬ばりながら、こっちを向く。
「知らねー。それより体温計。」
「ふぁい。」
「ぅおっ。」
バカ姉貴が。
弟に向かって体温計投げてきやがった。
後でしめてやろうか‥‥。
いや、逆に殺されるかもしんねぇからやめとこう。
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