-aitai-




ガチャリとドアが開く音がすると、制服を着たままの桃子が入ってきた。


あ、俺スウェットのままだ。

まぁいっか。


「どした?」


「これ。」


そう言ってプリントが入った封筒を手渡してきた。



「担任に渡せって頼まれた。後、バカでも風邪引くみたいだし。これもあげる。」


次に渡されたのは冷えピタだった。


ちょうど家になくて困ってたところだった。





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