shine！

「ゆずちゃん、今日上がった後一緒に飲まない？」


そろそろ帰ろうかという頃。


セリが席を外したその時に、タケが言った。


「え？今日ですか？」


「うん。要も一緒に」


「え？俺？」


「いいだろ？今日は用事ないって言ってたし」


タケの言葉に、要は苦笑した。


強引なところはあるけれど、どこか憎めないのだ。


「まあ、いいですけど・・・・・。でも、ゆずちゃんは？」


要の言葉に、ゆずはちょっと微笑んだ。


「あたしも、大丈夫ですよ」