shine!
店を出て、駅の近くに出てからまた別のバーに入る。


仕事が遅くなったときにたまに来たことのあるバーだ。


「俺、帰った方がいいんじゃないすか?」


要が言うと、タケは目を瞬かせた。


「は?なんで?」


「いや、だって、タケさんゆずちゃんと2人で飲みたいんじゃ・・・・・」


その言葉に、タケはちょっと苦笑した。


「バーカ。あの子はそんなんじゃねえよ」


「けど、気に入ってるんでしょ?」


「まあな。けど、恋愛対象ってわけじゃない。彼女は―――まあ、妹みたいなもんだな」


「妹?」


その言葉に、今度は要が目を瞬かせた。
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