shine!
デートしてもいいとは言ったけれど。


気にならないといえばうそになる。


だけど、ゆずを信じたい気持の方が強かった。


ゆずも自分に同じ気持ちを抱いてくれている。


確かにそう感じていた。


ここで疑ったりすれば、せっかく通じたと思っていたものがまた途切れてしまうような気がしたのだ。


如月光と食事をして、その後ドライブに出かけ、そのまま同伴出勤すると言っていた。


そして、仕事が終わった後いつものバーで落ち合う約束をしていた。


いつものバーで。


いつものように。


それが要には嬉しくて、それでいて少し切なかった・・・・・。


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