shine!
今日は、要は夜まで仕事でその後打ち上げがあると言っていた。


「やっぱり、車買おうかな」


そう要が言っていたのを思い出す。


「飲むの断る口実になるし、迎えにも来やすいし」


ゆずを1人にするのが心配。


そう言って優しく抱きしめてくれた要。


ゆずにとっては、その気持ちだけで十分だった。


「ゆず」


1人家路を歩いていたゆずに、後ろから聞き慣れた声が。


「え?」


驚いて振り向いたゆずの目の前にいたのは、光だった・・・・・。
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