shine!
サキは、要の知ってる限りではここ半年ほどの間、「Angie」でずっとナンバーワンに君臨しているキャバ嬢だ。
金髪の盛髪はゴージャスで、ラメの輝くアイメイクに濡れたように艶やかな唇。
スタイルも良く、話術にも長けていて彼女がナンバーワンというのもうなずけるほどの美人だった。
「別に、サキのことがすごい好きだったわけじゃないけど―――。ただ、どこのキャバクラ行ってもそうだけどとりあえずナンバーワン指名しとけば問題ないと思ったんだよな。その子が指名できなきゃフリーの子つけるし、一番トラブルになりにくいと思っててさ」
「あー、なるほど」
「で、たまたまサキが他の客についてたとき俺についたのがゆずちゃんで・・・・・どのキャバクラにいる子とも、ちょっと違うなって思ったんだ。入店したばっかりってのもあったけど、話し方がすげえ自然で、無理がなくて―――媚びる感じでもねえし気取ってる感じでもねえ。気付いたら俺も自然に話してた。まるで家で妹と話してるみたいな感覚だったんだ」
金髪の盛髪はゴージャスで、ラメの輝くアイメイクに濡れたように艶やかな唇。
スタイルも良く、話術にも長けていて彼女がナンバーワンというのもうなずけるほどの美人だった。
「別に、サキのことがすごい好きだったわけじゃないけど―――。ただ、どこのキャバクラ行ってもそうだけどとりあえずナンバーワン指名しとけば問題ないと思ったんだよな。その子が指名できなきゃフリーの子つけるし、一番トラブルになりにくいと思っててさ」
「あー、なるほど」
「で、たまたまサキが他の客についてたとき俺についたのがゆずちゃんで・・・・・どのキャバクラにいる子とも、ちょっと違うなって思ったんだ。入店したばっかりってのもあったけど、話し方がすげえ自然で、無理がなくて―――媚びる感じでもねえし気取ってる感じでもねえ。気付いたら俺も自然に話してた。まるで家で妹と話してるみたいな感覚だったんだ」