shine!
その大きな眼をくりっとさせて、ゆずが要を見る。


「そんなことないよ。タケさん、変なこと言わないでくださいよ。いつも飲みに行くの付き合ってんの俺なのに」


要の言葉に、タケは笑った。


「そうそう、そうだった。ゆずちゃん、こいつこんなナンパな顔してるわりには意外と義理堅いし、ファンの女の子に対しても誠実なんだよ。そのせいか女友達も多いけどな」


「だから、一言余計なんですって。友達くらいいるでしょ。タケさんだって女友達いっぱいいるじゃないですか」


「俺のは本当に友達だから。お前の場合、あきらかにお前に気のある子もいるからなあ」


にやにやと笑うタケは、完全に要をからかって遊んでいる様子。


ゆずはくすくす笑っているし、要も半分諦め顔だった・・・・・。

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