shine!
順番にシャワーを浴び、要はいつものようにソファーで寝転がる。


タケはソファーの前に座り、ビールを飲んでから自室で寝るのが常だった。


「―――要」


「はい?」


「もう一つ―――お前をゆずちゃんに会わせたのには理由があるんだ」


「理由、ですか?」


「ああ―――。お前なら、いいと思ったんだよ」


そう言ってタケは振り返り、にやりと笑った。


「俺なら、いいって・・・・・?」


要は首を傾げた。


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