shine!
翌日、父は自分の預金口座の残高を確認して、わが目を疑った。


そこに入っていたのは、500万円。


振込名義は『アンジー』となっていた。


そしてその日、自宅に男から電話がかかってきた。


500万円は、信じてもらうための保険の様なもの。


もし条件を飲んでくれるならすぐに子供を引き渡したい、と言うのだった。


父は、母とともにその男に会いに行った。


その男の腕には、生まれて数ヶ月しか経っていないだろう、小さな赤ちゃんが収まっていたのだ・・・・・。
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