shine!
「それは、私書箱の住所だったの。宛先は『アンジー』。振込名義と一緒。で―――父が言ってたことを頼りに、東京に来たの。父がその男と会った店が、確かアンジーだったって・・・・・」
「まさか・・・・・あの『Angie』?」
その言葉に、ゆずは首を振った。
「わからないの。父が通ってた頃は、お店はキャバクラじゃなくて普通のバーだったって言うし、調べてみたらお店の経営者も違うし―――。でも、場所はあそこで間違いないみたいで―――どうして振込名義が『アンジー』なのか、それはわからないけど・・・・・ただ、手掛かりはそれしかなくて」
写真の宛先以外の連絡先は聞いていないし、写真などもちろん撮っていない。
そして、店の前の経営者だった人物は10年前に他界していることもわかり、今の『Angie』の経営者とは血縁もないことが分かった。
それでも、残された手がかりは『Angie』だけだ。
ゆずは、そこにかけるしかなかった・・・・・。
「まさか・・・・・あの『Angie』?」
その言葉に、ゆずは首を振った。
「わからないの。父が通ってた頃は、お店はキャバクラじゃなくて普通のバーだったって言うし、調べてみたらお店の経営者も違うし―――。でも、場所はあそこで間違いないみたいで―――どうして振込名義が『アンジー』なのか、それはわからないけど・・・・・ただ、手掛かりはそれしかなくて」
写真の宛先以外の連絡先は聞いていないし、写真などもちろん撮っていない。
そして、店の前の経営者だった人物は10年前に他界していることもわかり、今の『Angie』の経営者とは血縁もないことが分かった。
それでも、残された手がかりは『Angie』だけだ。
ゆずは、そこにかけるしかなかった・・・・・。