shine!
「いいな~、ゆずちゃんは。タケさんに要さん。2人とも超イケメンだし、あの男の子―――克実君だっけ?彼も可愛いしお金も持ってるし―――」
仕事が終わり、更衣室で着替えていると。
隣で着替えをしていたセリが言った。
セリとは、特に仲がいいわけではないけれど、ロッカーが隣同志ということもあって話をすることが多かった。
「別に―――克実君が持ってるわけじゃないって言ってたよ。普通にお小遣い制だから、意外と自分で自由に使えるお金はそんなにないって」
ここ1ヶ月ほど、まめに店に通うようになった伊勢克己。
大会社の社長の息子らしく、いつもブランドの服を着てはいたけれど、特に気取っているわけでもなく、自然に着こなしているところがセンスの良さを思わせた。
22歳ということだけれど、見た目はもっと若く―――高校生と言われても納得してしまうほど童顔で、かっこいいといよりも可愛い男の子といった感じだった。
仕事が終わり、更衣室で着替えていると。
隣で着替えをしていたセリが言った。
セリとは、特に仲がいいわけではないけれど、ロッカーが隣同志ということもあって話をすることが多かった。
「別に―――克実君が持ってるわけじゃないって言ってたよ。普通にお小遣い制だから、意外と自分で自由に使えるお金はそんなにないって」
ここ1ヶ月ほど、まめに店に通うようになった伊勢克己。
大会社の社長の息子らしく、いつもブランドの服を着てはいたけれど、特に気取っているわけでもなく、自然に着こなしているところがセンスの良さを思わせた。
22歳ということだけれど、見た目はもっと若く―――高校生と言われても納得してしまうほど童顔で、かっこいいといよりも可愛い男の子といった感じだった。