いぢわる王子様
信じられず、律を見る。


律は、無言でうなづいた。


どう考えても、間違いない犯人……。


それは……。


その時、ガラッと音を立てて更衣室の扉が開いた。


驚いて振り向く私たちの視界に入ったのは――清子さんだった――。
< 147 / 403 >

この作品をシェア

pagetop