いぢわる王子様
また悲しくなって、涙が出る。
普通、こういうとき彼氏がいたら電話とかメールとかして慰めてもらうんだろうな……。
そう思い、机の上の携帯電話を見る。
そういえば、私からすぐるに電話とかしたことなかったっけ。
すぐるは、今日みたいに毎日放課後にメールをしてくれていた。
私は、それに返事をするだけ。
でも、すぐるの事で傷ついてるのに、本人に電話するなんておかしいよね……。
鼻をグスグスとすすりあげ、ノッソリとなまけもののように起き上がる。
「とりあえず、着替えなきゃ」
いまだに体操服のままなのに気づき、部屋着へと着替える。
もちろん、のそのそと、時間をかけて。
普通、こういうとき彼氏がいたら電話とかメールとかして慰めてもらうんだろうな……。
そう思い、机の上の携帯電話を見る。
そういえば、私からすぐるに電話とかしたことなかったっけ。
すぐるは、今日みたいに毎日放課後にメールをしてくれていた。
私は、それに返事をするだけ。
でも、すぐるの事で傷ついてるのに、本人に電話するなんておかしいよね……。
鼻をグスグスとすすりあげ、ノッソリとなまけもののように起き上がる。
「とりあえず、着替えなきゃ」
いまだに体操服のままなのに気づき、部屋着へと着替える。
もちろん、のそのそと、時間をかけて。