いぢわる王子様
強い口調の私に、すぐるはハハッとおかしそうに声を上げて笑った。
何!?
見下されている。
そう思った私は、すぐるの頬を思いっきりひっぱたいてやった。
静かな部屋に、パチンッといい音が響く。
それでも、私の腹の虫はおさまらない。
冗談にも、やっていい事と悪いことがある。
「どういうつもりよ!!」
怒鳴る私に、すぐるがシーッと、人差し指を立てて見せた。
「オヤジ、寝てるから」
何!?
見下されている。
そう思った私は、すぐるの頬を思いっきりひっぱたいてやった。
静かな部屋に、パチンッといい音が響く。
それでも、私の腹の虫はおさまらない。
冗談にも、やっていい事と悪いことがある。
「どういうつもりよ!!」
怒鳴る私に、すぐるがシーッと、人差し指を立てて見せた。
「オヤジ、寝てるから」