時の女神
第2章

牢屋

唯は城までの道を繋がれて歩く


「陛下…娘を馬に乗せたらどうですか?ここ一帯は魔物がでますし…」


「そうだな…騎士。娘を馬に乗せろ」



陛下は唯を馬に乗せるように命令した


唯は一人の騎士の前に乗らされ


「大人しくしていろ」



そう言われて馬を城へと走らせた



唯は自分の手首にはめられている縄をジット見ていた


―私何かしたのかなぁ…



不安が胸を苦しめた
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