時の女神
「お願い出して!!」


「駄目だ」


「ゥッ…お願い…」


唯は恐怖のあまり涙を流し始めた


――――
――――――


「陛下どうなさいました?」


「あぁ…呼び出してすまない。少し気になることがあってな…」


陛下は執務室にある白いソファーにもたれていた


「娘のことだ…あれはとても普通の娘には見えない」


「そうですね…」


ロキは黙って聞いていた
ロキは感ずいていた。あの娘が特別だと


「あの金色に近い瞳をみると…みいってしまう」


―自分が自分ではないようだ…今までそんなことはなかった…


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