時の女神
隣の騎士はピシッって背筋を伸ばして一礼をした


「やっときたか…入れ」


「はい…」


―朱色の瞳に見られるとドキッとする…


唯は一歩ずつ歩く
広い部屋に赤色のソファーが置かれていた


「騎士よ下がっていいぞ」


「はっ…」


唯だけを残し騎士は扉を閉めていった


「やぁ…こんにちは」


「えっと…あなたは…」


「私はこの国のパロ(神官)ロキともうします」


真っ赤なソファーにはロキがまってました!!といわんばかりに唯に近づいた


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