時の女神
第3章

目線

城に帰るなりダンテは執務室へ向かった

大臣の一人が迎えに来ていたからだ


「陛下…お話がごさいます」


ユイをチラチラ見ながら陛下を見ていた


「わかった…ビビとルールーをよこそう。風邪を引かないようにしろよ」


頭をポンポンと叩くダンテ
大臣はおどろいていた

―この娘は陛下となぜ…ひたしげなのだ?



ダンテは馬を降り、執務室へ向かった


ロキはユイを下ろしユイに言った


「今日のお話し…真剣にお考え下さい…」


「うん…」


ユイは悲しい顔をしてうつむいた


「ユイ樣…さぁお部屋へいきましょう」


ビビとルールーが軽くお辞儀をしてユイの元へ駆け寄った
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