時の女神
「ダンテが…?」


ビビとルールーはまぁ…と顔を見合わせていた


「いつのまに陛下をお名前で!?」


「いつのまに陛下と仲良く!?」



「えっ!?」


ビビとルールーは体を今にも湯の中に入りそうなくらい身をのりだしていた


「呼び合う中なんて…もぉ~ユイ樣ったら♪」


聞いてるユイは恥ずかしくてたまらなかった



「そ、それは…ダンテがそう呼んでって…いったから」


ビビとルールーはまた顔を見合わせて「まぁ!」とばかりに笑っていた


「さぁユイ樣!!陛下のために磨きましょう」


「陛下の目線を釘付けにしなくては!!」


ユイははぁ…と苦笑いして身を任せた
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