時の女神
「わかった…だから退いてくれ」


渋々大臣は入り口から離れた


「約束ですぞ!!陛下」


バタン…


ダンテは扉を閉めていった


「全く…私は誰を連れてこようと無駄だといってるのに…」


―エノールか…
美しい娘がいるのは知ってるが…


ふとダンテは足を止めた


「ん?あれは…」


庭に出てクルクル回ってる人がいた


「ビビ~ルールー来てきて!」


「ユイ樣!!転びますよ!?」


楽しそうに声を張り上げて笑っていた


「ユイか…」


なせが心が惹かれていく感じがした

―姫…とは言わないハシャギ様だな。


ダンテはユイのいる一階に行き近くで見ていた



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