時の女神
「いいよ!まかせて!」


まるで恋人みたいな感じだった

後ろで見ていたビビとルールーは


「陛下ったらもしかして…」


「まぁ…」


小さい声で
話をしていた


「陛下の目線ったらなんて温かいのかしら…」


「大切な物を見てるみたいね…」



ビビとルールーは2人を見守るような目線を送っていた


一方では…

二階の執務室を訪れていたロキはため息をついたいた


―やっぱり陛下は…しらぬまにユイ樣に惹かれている…


ロキはロッドを強く握りしめて目を瞑った


―神は酷いことを私にさせるな…


悲しい目線を2人に送っていた
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