君の声。
びくびくしながら振り返るイジメっ子2人。
『二度と、二度と俺達に関わるな。』
そう言うと、イジメっ子2人は怯えながら帰っていった。
『陸ちゃ……』
『雪』
私の言葉を遮る陸ちゃん。
私は予想もしなかったの。
陸ちゃんからあんな言葉を受けるなんて……
『雪ももう、俺に関わらないでほしい。』
ねぇ、陸ちゃん?
私ね、そんな言葉
欲しくなかったんだよ?
私が欲しい言葉は、ただ一つだけなの……
欲しい言葉は、ずっと変わらないの……
今も、
昔も、
これからも……
欲しい言葉は、
ただ一つだけ……