君の声。
「よぉ!お邪魔さま~♪♪」
「摩月さん」
摩月(マツキ)さんは雪のアニキ
俺の姉貴より2つ上。
駅前のカフェで働いてる。
顔がいいから、けっこう客が来るらしい。
さっき、
俺は摩月さんにメールした。
雪を連れて帰ってもらうために
「雪と2人っきりなんだしさ~♪俺的には陸ん家に一泊でもよかったわけだが」
「何言って…おじさんやおばさんが心配するでしょう。」
「んにゃ?陸ん家なら全然OKらしいぜ。」
やめろ
年頃だぞ。
俺も雪も。
楽観的すぎる。
困った方々だ。