君の声。





「よぉ!お邪魔さま~♪♪」



「摩月さん」




摩月(マツキ)さんは雪のアニキ




俺の姉貴より2つ上。




駅前のカフェで働いてる。




顔がいいから、けっこう客が来るらしい。




さっき、
俺は摩月さんにメールした。




雪を連れて帰ってもらうために




「雪と2人っきりなんだしさ~♪俺的には陸ん家に一泊でもよかったわけだが」



「何言って…おじさんやおばさんが心配するでしょう。」



「んにゃ?陸ん家なら全然OKらしいぜ。」




やめろ




年頃だぞ。
俺も雪も。




楽観的すぎる。




困った方々だ。









< 49 / 157 >

この作品をシェア

pagetop