不良彼氏様



「あたためてあげよっか??」

『え。』



「――――…」

『――――…』



し〜んとなった空気を

すばやく崩したのは

そこにいる人だった。



「ごっ.ごめん!そーゆうことじゃなくて!!部屋の温度あげようか?って意味だからっ!!」


あぁ.なるほど。

いきなり発言.リアルに

ビックリした..。


「ほんと変なこといってごめん」



あまりにもテンパってる

この人に.少し可愛いなと

思ってしまったのは

わたしだけの秘密。


< 5 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop