COOL LOVER

「可愛いな。」


「っえ!!?///」



笑っていたと思ったら…今度は何ぃい!!?

普段発せられることのないような言葉にびっくり。


無口で無表情な翼くんを変えてしまうなんて…さすがは夢の国。




「翼くん!?」


「キス、してほしい？」



あたしの顎あたりを撫でながら、ニヤリと笑う。


背筋がゾクッと震える。



「ん…と……」


「不安だったんだ？キスしてくれないから？」



コクリ と頷くと

グッと顔が近づいた。



「……せっかく、焦らしてあげてたんだから。」



え？

焦らす？？




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