COOL LOVER
「なに?葵くん。」
「ちょっと聞きたいんだけど…」
何だろう?
言いづらそうにしている葵くんは、なんだかソワソワしてるみたい。
そして、一つ息を吐いてから
ゆっくりと声を出した。
「……あの、さ。」
「ん…?」
俯きがちに言って…
パッ と顔を上げた。
「好きなんだ。」
……え?
す、好き…?
あたしのことが…??
こっ、ここ、告白ですか!!!!??
うそぉ……
「ぁ、あの…………
っきゃぁあ!!!///」
聞き返そうとしたとき、不意に腕を引かれた。
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