COOL LOVER


大人な翼くんと真逆な、幼ーいあたし。



「は…?」


「早く入ろうよっ!!」



再び笑顔を見せると…微妙な表情をされた。


言いたくないです。

ごめんなさい。



あたしが引っ張る感じで中に入った。


中は中で…………すごい人!!!


そして…



あたしたちの周りは、グサグサと鋭い視線と、ハートで埋め尽くされていた。



やっぱり、翼くんのオーラはすぐわかっちゃうかぁ…


見ないで って言うことは出来ないみたい。



ちょっとだけ沈みながらも、遊園地のマップを見てみる。




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