先生さまはキスで繋ぐ
1先生さまorご主人さま
これは私のアルバイトから始まる物語。
私が先生に恋をした物語。
でも勘違いはしないで。
不治の病だとか、家庭内暴力だとか、予想もしなかった不幸が怒涛のように降りかかるような、そんな悲劇の物語じゃない。
私はただ、先生を好きになっただけ。
笑って、泣いて、呆れて、怒って。
面倒くさいと思っていたそんな感情が生まれた、私の、先生への恋心の物語。
キラキラと、ふわふわと、毎日が、一秒一秒が、楽しくて仕方なかった、毎日の物語。