空の彼方へ2
記憶
「まあ…行きましょうよ」
アースが冷静にみんなに言う。
「行こ」
リリア達は町を出た。
「で…天空の祭壇は…」
リリアは地図を見てその方向を歩く。
「そういや、グレイス、お前右腕大丈夫か?」
リリアはグレイスを見る。
「ああ、なんか全然痛くないんだ」
「それはよかった」
リリアはにこっと笑う。
「…意外と遠いなぁ…天空の祭壇…」
リリアは辺りが暗くなるのを気にしながら地図を見る。
「今日は近くの村で泊まるしかないだろう」
グレイスは言う。
「ああ…」
リリア達は宿に泊まることにした。村に入った時、あの女性を見つける。
「あ、町で会った人…」