空の彼方へ2




焚き火の近くでみんな寝ている横で、リリアは起きていた。


「…暇だなぁ…眠れないし…」


リリアは立ち上がると近くの森に行く。


風の音で木々がざわざわ言ってる。


「すごい音だなぁ…」


リリアは木の下で座り、木が揺れる音を聞いていた。

「最近…風が…多いなぁ…」

リリアは目を閉じて風の音を聞くと


「お前もここに来てたのか」

突然声が聞こえて目を開けるとそこにはグレイスがいた。


「グレイス…」


「この森は昔遊んだことがある森だからなぁ」


「そうなのか?」


「隣いいか?」


「ああ」

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