空の彼方へ2
「お前になにが分かるってんだよ!!」
リリアはタミーに怒鳴る。
「………リリア…」
「…ごめん…」
リリアはまた泣く。
「………」
タミーが去って行くところをディナスがじっと見ていた。
「…苦しいか?」
「だから…!!…ディナス…?」
「グレイスのことだ、苦しいか?」
「苦しいよ…なんで…あいつだけ」
「…俺も、そうだったな…愛する者が傷つく所を見た時…」
「……うるさい…」
「…グレイスの右腕は…」
「うるさいうるさい!!何も知らないくせに!」
リリアはディナスを殴ろうとするが彼に腕を掴まれる。
「……っ」
「落ちつけ…」
リリアはタミーに怒鳴る。
「………リリア…」
「…ごめん…」
リリアはまた泣く。
「………」
タミーが去って行くところをディナスがじっと見ていた。
「…苦しいか?」
「だから…!!…ディナス…?」
「グレイスのことだ、苦しいか?」
「苦しいよ…なんで…あいつだけ」
「…俺も、そうだったな…愛する者が傷つく所を見た時…」
「……うるさい…」
「…グレイスの右腕は…」
「うるさいうるさい!!何も知らないくせに!」
リリアはディナスを殴ろうとするが彼に腕を掴まれる。
「……っ」
「落ちつけ…」