空の彼方へ2
「お前、言いたいことあるなら言った方がいいぞ」
リリアはグレイスの背中を叩くと自分の寝床に戻る。
「…言いたいこと…か」
グレイスは自分の手のひらを見ながら呟く。
―祭壇…目指せ―
「なんだ?」
リリアの耳にはさっきからそのような言葉が響き渡っていた。
「祭壇とか…なんのことだろうか…」
リリアはみんなのいる所まで行くと、またあの声が聞こえる。
―神よ…天空の祭壇を…目指せ―
「……?」
「どうしたんですか?リリアさん」
アースがリリアに言う。
「いや…なんでも…」
リリアは次々と耳に入って来る声に耐えながらも、グレイス達と歩き出した。
リリアはグレイスの背中を叩くと自分の寝床に戻る。
「…言いたいこと…か」
グレイスは自分の手のひらを見ながら呟く。
―祭壇…目指せ―
「なんだ?」
リリアの耳にはさっきからそのような言葉が響き渡っていた。
「祭壇とか…なんのことだろうか…」
リリアはみんなのいる所まで行くと、またあの声が聞こえる。
―神よ…天空の祭壇を…目指せ―
「……?」
「どうしたんですか?リリアさん」
アースがリリアに言う。
「いや…なんでも…」
リリアは次々と耳に入って来る声に耐えながらも、グレイス達と歩き出した。